この間、ソヨンのファッションのことで「ニュー・ウェーヴ」というワードを使ったけど、その時にパッと頭に浮かんだバンドがあった。
そのバンドの名は「Thompson Twins(トンプソン・ツインズ)」
俺の中でニュー・ウェーヴのバンドと言ったらThompson Twinsなんだけども、実際に知ってるのは編成が3人になった83年以降の音です。
83年、84年辺りの曲はシンセなどのエレクトロニクスなサウンドを大胆にフィーチュアした実験的なサウンドながらも人気は高く、ヒット曲も数多く生まれていました。
メンバーは「Tom Bailey(トム・ベイリー)」、「Alannah Currie(アラナ・カリー)」、「Joe Leeway(ジョー・リーウェイ)」の3人。
で、今回紹介したい曲は85年の作品。
「Don't Mess With Doctor Dream(ドクター・ドリーム)」と「Lay Your Hands on Me(レイ・ユア・ハンズ)」
どちらも1985年にリリースされた『Here's To Future Days』というアルバムに収録されている曲ですが、このアルバムは当時ヒット・メーカーだったプロデューサーの「Nile Rodgers(ナイル・ロジャース)」のプロデュースによるもの。
それまでのサウンドとは少し趣を変えた構成になっていて、賛否両論があったみたいだけど、俺は凄く好きな音ですね^^
この頃は日本でもカセット・テープのCMのタイアップがあったり、当時人気のTVプログラムだった「夜のヒットスタジオ」にも出演していたので、それなりの知名度はあるんじゃないかと思ってます。
で、Don't Mess With Doctor Dreamはダンサブルな曲ながらも、歌詞の内容は「ドラッグに手を出すな」的な内容。
アラナ・カリーのパフォーマンスが攻撃的ながらも超Cool !
こんな「なり」してますが女性ですからXD
そしてもう一方のLay Your Hands on Meはシンセや様々なパーカッションにエレキ・ギター、ウッド・ベース、ピアノ、マリンバなど、アナログからデジタルまで、多種多様の楽器を駆使して演奏されているトラック。
なのにガチャガチャしてなくて独特の世界に引き込まれていく感じというか・・・。
サビの部分もゴスペルを思わせるような壮大な雰囲気に仕上げられています。
後にも先にもマリンバを演奏するバンドは俺はThompson Twinsしか知らない(笑)
ちなみにこの二人、恋愛関係になり、それが理由となってジョー・リーウェイが脱退したとされていますが、その後二人は結婚。
二人になってからもアルバムをリリースしますが以前のようなヒットには恵まれず、1993年に解散。二人もその後離婚してしまったようです^^;
とにかく、トム・ベイリーの「ヘタウマ」なヴォーカルと、アラナ・カリーのキャラの強さ、パフォーマンスが印象に強く残っているバンドですね。
ほとんどが当て振りですが(爆)
それでもCoolでした:D
VIDEO Thompson Twins : Don't Mess With Doctor Dream (Montreux)VIDEO Thompson Twins : Lay Your Hands on Me (Montreux)
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