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セブンティーン誌が写真加工はしないと宣言、「あらゆる美を称賛」
(CNN) 10代少女向けの米ファッション誌「セブンティーン」がモデルの写真を加工して現実以上に美しく見せていると批判されたことを受け、最新号の8月号に「ボディ平和条約」を掲載し、「少女たちの身体や顔の形を変えないことを約束する」と宣言した。
同誌のアン・ショケット編集長は宣言に添えたコメントで「あらゆる種類の美を称賛する」「健康的な現実の少女やモデルを登場させる」と明言。ただし同誌はこれまでもそうしてきたと言い添えた。ほつれ毛を消したり背景色を変えたりといったわずかな修正は今後も続けるとしている。
モデルなどの写真をめぐっては、14歳のジュリア・ブラームさんが同誌に提出した嘆願書で「雑誌に登場する『可愛い女性』はインチキ」「画像編集ソフトなどを使って、痩せて見えるよう、肌が美しく見えるように加工されている。雑誌の少女を実際に見たら全然違って見えるはず」と主張していた。
こうした写真を多感な10代の少女たちに見せれば、非現実的な美を称賛する文化が助長され、摂食障害や極端なダイエット、うつなどの原因になるとして、嘆願書では加工されていない写真の掲載を要望。これに賛同して8万4000人以上が署名を寄せた。
ただ、10代の少女がすべて写真の加工を問題視しているとは限らない。ジョージア州の大学生アレクシス・ジョーンズさん(18)は、もし太り過ぎの少女やニキビだらけの少女が雑誌に登場すれば、不健康な生活をしても構わないと思ってしまう少女もいるかもしれないと訴える。モデルの体をスリムに、肌をきれいに見せることは、自分自身の体に気を配る前向きな動機になるとジョーンズさんは話している。
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