T-ARA : オタ、ファン、アンチの存在

連日、バニスタ！に関する記事や話題を書いたり見たりしてきて気付いた事があります。

俺は今まで「ファン」と「アンチ」の2パターンだけの括りでこの状況を見てきました。
なんで同じファンなのに販売形態に関わらず、様々な意見の食い違いが出てくるのか・・・？
それはもう1つ、今さらかよ！と突っ込まれるかもしれませんが「オタ」の存在がある。ということです。

一口で「オタ」と言っても、その定義は様々ですよね？

例えば俺は、こんな風にブログを開設して、T-ARAが出演したTVプログラムなんかをマメにキャプチャして紹介したりしてますが、コレはT-ARAの音楽を聴くのがメインなファンにしてみればオタに見えるでしょう。

しかし俺は今まで気に入った曲でないとCDは買ってきませんでした。
そして、彼女達が実際に歌って踊っている姿が見れるDVDを1形態、1枚のみ購入しました。
コレは一般的に見ても、徹底したオタからしてみても、単なるファンの姿でしかないのでしょう。
或いは「気に入らなければ買わない」という意見だけ取ればオタからすればアンチにも見えるのかもしれません。

アンチにしてみれば、みんなオタに見えるでしょう（笑）

で、今回の販売形態。
徹底しているオタにしてみればT-ARAの応援のためなら、このような形態で発売されてもCDを全て買うことに何も疑問はない。T-ARAが喜んでくれるのなら金額など関係なく全て買う。これがほぼ当然なのでしょう。
その間の架け橋であるレコード会社はほぼ無関係。むしろこのようにソロ曲を出してくれたレコード会社は神くらいに思っている人もいるかもしれません。だから曲を聴くまでも無く予約は当たり前のこと。コレはコレで普通に成立しているのですね。

とにかくT-ARAに対する想いが家族的というか非常に盲目的で、恋愛感情に近い感じがします。
周りがいくら言っても突っ走るみたいな。
そしてなるべく近い距離感を保っていたいのでは？だから場合によってはT-ARAが売れるのは嬉しいけれど、人気が増幅されて行って、手の届かない所に言ってしまうのが嫌だという人もいるのではないでしょうか・・・？
だからリリイベのようなイベントには許す限り必ず参加していると思います。
そしてこのようなイベントに参加したいがために情報や特典の方が気になる人もいると・・・。

しかしこの感じにしてもファンにしてみれば、TVにいっぱい出て、曲も売れて、単純に知名度が上がる方が良いに決まってると感じる人の方が多いと思うのです。
そうなると、今回の売り方は「・・・？」ということになってくるのでしょう。
ファンにしてみれば、T-ARAを思えばこその面もあると思うのですが、徹底したオタにはそれが理解しがたいのかもしれません。売り方なんて別に関係ないのですから。

それからファンの中には様々なグループを掛け持ちして応援している人もいます。
これはファンとしては普通に成立しているのでしょうが、オタにとってはどういうことだ？となってしまうのでしょう。

俺みたいな音楽からT-ARAに入ってきた人間にしてみても、売り方やチャートに関しては、やはり疑問に感じることはありますし、買うつもりではありますが曲のクォリティもわからないのに予約はできません。

・・・時代の流れもあるのでしょうね。
なにか新しいメディアでも登場しない限り、このような状態は続くのでしょう。

結局、ファンの常識はオタには通用しない場合がほとんどなのかもしれません。
逆もまたしかり。
もちろん、全ての場合がそうだとは言いませんよ。
むしろ普段は特に問題なく情報を共有しているのではないでしょうか？
しかし何かが発売されるタイミング（CD、DVD、写真集、グッズなど）や大きなイベントが起こると、こういうすれ違いが多くなってしまうような気がしています。

そしてさらには細かい個人個人の価値観や考え方が絡んでくるともう、どうしようもないことになりかねないのかも。
様々な意見があると納得した上で受け入れて発言することが大切なのかもしれませんが、互いに意見を主張してこじれてくると中々そうも行きませんし、様々なパターンが入り乱れたオタやファンが存在しているので、結局はどこかで妥協するかスルーしない限り、どうしようもなくなるのでしょう。

最後に書いておきますが、俺はオタだからおかしい、正しいとか、ファンだからおかしい、正しいとか、そういうことを言いたいわけではないですし、オタ、ファンの定義自体も人それぞれです。
ただ、T-ARAを想う気持ちは同じだけれども、色々食い違ってしまうのは、そういった面も関与してるのかなぁ・・・。ということを書いてみたかっただけです。

それでは、オタもファンも（アンチもか・・・？）、とりあえず新曲のバニスタ！の音を楽しみに待ちましょうか。