T-ARA : あるスレッドを検証してみた ○○○○4

-捏造された情報に騙されるなXD-
例のスレッド・レス番号732より

この人、どうしても日本を悪者にしたいようですねXD
しかしこの人、肖像権というものを全く理解していません。
やってることはT-ARAのイジメ騒動の捏造、情報操作と変わりませんね・・・。


まず、肖像権は契約によって成立するものではありません。
このブログを読んでくれているアナタにも、そして俺にも当たり前にある権利なのです。

例えば、あなたが女性だとします。
ある人物がヘア・スタイルのモデルになってほしいと声をかけてきました。
あなたは承諾し、頭部を含めた顔のアップを撮影しました。
しかし実際に使われていたのは、アダルト・サイトの広告バナーでした。

この件に関して、あなたは「肖像権の侵害です！」と主張することができるのです。
しかし、肖像権に関する刑法上の法律は無いようなので、声をかけてきた人物は肖像権の侵害に関して問われることはなく、そして罰則もありません。
ですが民事裁判になれば、精神的に受けたダメージが考慮され、損害賠償請求も可能になる場合があるようです。

このような特殊な例じゃなくとも、あなたが変顔をした写真を友人が勝手にSNSにUPし、それが元で誹謗中傷を受けた。
などという場合も、肖像権の侵害を主張できます。

つまり、肖像権とは「個人の人格的利益を保護する権利」なのです。


人格についての肖像権の他にもう一つ、財産権についての肖像権というものがあります。
いわゆるパブリシティ権というやつです。

例えば・・・、あるT-ARAファンが熱心にT-ARAの写真を撮り続けていました。
ある時、枚数もたまってきたので、彼は自分で1冊の写真集を作りました。
友人に見せたところ、評判が良かったので何冊か同じものを作り、彼はネットを通じて仲間のT-ARAファンに販売しました・・・。

これはパブリシティ権の侵害になります。
本来、ちゃんとしたルートで製作された写真集なら、T-ARAや関連した企業にもギャラが発生するはずです。
しかし、例の場合はT-ARAの元には一銭も入ってきません。

このように、「芸能人などが持つ顧客求心力の価値を保護」するのがパブリシティ権です。
芸能人の場合は、名前や肖像自体に価値がありますからね。

このように、どちらの肖像権も企業は全く関係ありません。第三者に利益など発生しませんから。

日本の事務所が撮影に関して厳しいのは、上記のような件に発展してしまう懸念があることと、スキャンダルなどを警戒している等の理由があるからです。
しかし、事務所によっては撮影を許可している所もあるようですね。


ちなみに韓国の人にも肖像権はありますからねXD
海外サイトから持ってきてってLOL
海外だろうがドコだろうが関係ないですから（笑）
ですからブログや掲示板に貼りまくることを推奨するのは間違いともいえます。

撮影したものを個人で楽しむ分には何も問題はありませんが、それを使用して商売したり、ネットにUPすることは肖像権の侵害に繋がる可能性があるからです。
しかし、例えばソヨンが自分の画像の一つ一つを肖像権の侵害だと主張しだすとキリがないですし、応援してくれているのに一々ケチをつける理由も無いのでしょう（多分XD）

TwitterやInstagramは共有されることを前提にUPしているはずですから、埋め込みなどの共有で使用するなら問題ないと思います。


それから、写真利用で生じる利益とありますが、何のことを言ってるんでしょうか？
例えば日本盤のCDのジャケットをUPしたい場合、著作権者のユニバーサルに許可を取ることになると思います。
大抵の場合は「許可される」、「条件付で許可される」、「許可されない」のどれかだと思いますが、お金を払う必要は無いはずです。
T-ARAの画像を使用する場合は多分、事務所でしょう。

このような場合は写真を撮影した人も著作権者になると思いますが、著作権は他人に譲渡することが可能らしいので、大抵の場合は事務所やレコード会社が著作権者になるようです。
しかしだからといって、利益は発生しません。
「曲そのもの」を使用する場合は二次使用料が発生しますが。


de、CD購入が義務って何ですか？XD
嫌なら買わなければいいだけです。
何の制裁もありませんから。
80年代は今のような特典等を付けなくとも、レコードやCDが売れてたんですよ。
今のようなネット環境もありませんでしたしね。

まぁ、肖像権や著作権に関しては、あまり偉そうに書けない立場にあるんですけどね・・・^^;
しかし、あまりにも誤った情報だったので書かせてもらいました。
読んでくださった方にはつまらなかったかもしれませんが・・・。

もう疲れたので終了XD